寒い冬を快適に過ごすためには暖房は欠かせませんが、光熱費の高騰により家計を苦しめている方も多いのではないでしょうか。
今回は、暖房使用時の費用を節約するための簡単なテクニックをご紹介します。設定変更だけで効果があり、改装工事不要のアイデアが盛りだくさん。暖房費の節約に役立ててください。
暖房の設定温度を下げる
暖房費節約の基本は、エアコンやストーブなどの暖房機器の設定温度を下げることです。設定温度を1度下げるだけで、消費電力量は約10%節約できます。
例えば、設定温度を22°Cから21°Cに下げた場合、1時間の使用で約72ワットの電力削減となり、1ヶ月(30日)で約17kWhの節約になります。金額にすると、電気料金を1kWhあたり20円とすると、約340円の節約になります。
この効果は、エアコンやストーブなど暖房機器を使用する限り、期間によってさらに節約額は増えていきます。寒がりの方は厚手の服装にするなどして、できるだけ19°C前後に設定温度を下げることをオススメします。就寝時に設定温度を1~2度下げる「就寝モード」も効果的です。
暖房機器の設定温度を調整するだけで、手軽にかつ確実に暖房費の大幅な節約につながります。
節電モードを活用する
エアコンには「節電モード」という機能があるので、これを上手に利用しましょう。節電モードは、設定した温度に達すると自動的に弱めの風に切り替わるので、設定温度を維持するのに必要な電力を抑えられます。新しいエアコンほど節電効果が高く、消費電力量を約20%削減できる製品もあります。
例えば、節電モードにより1時間当たり20Wの電力を節約した場合、1ヶ月(30日)で12kWhの節約となり、電気料金を1kWhあたり20円とすると、約240円の節約になります。節電モードは乾燥防止も考慮した上で、できる限り優先的に使う習慣をつけると良いでしょう。
新しめのエアコンをお使いの方は節電モードの効果を最大限に引き出すことで、大幅な暖房費の節約につながります。
エアコンのフィルターを定期的に掃除する
エアコンのフィルターを定期的に掃除することも大切な暖房費節約術です。フィルターが目詰まりするとファンの負荷が上がり、消費電力量も増えてしまいます。自動クリーン機能があるエアコンもありますが、手動で1ヶ月に1回程度はフィルターを掃除するようにしましょう。
フィルターの掃除で、電力消費を1割程度抑えられるので、冬場のエアコン使用期間は大きな節約効果が期待できます。エアコンの性能を維持し、消費電力を抑えるためにも、定期的なフィルター掃除は欠かせません。
窓の断熱効果を上げる
窓の断熱効果を上げることも、暖房費節約に効果的です。二重窓にする、窓に断熱フィルムを貼る、厚手のカーテンを使用するなどして、熱の逃げを防ぎましょう。断熱効果が高まることで、設定温度を下げられるようになり、暖房に必要な熱量を下げることができます。
大きな改装工事が難しい場合でも、簡易的な手法で窓の断熱性能を上げることをオススメします。数千円の投資で、数百円単位の節約につなげられるのでコストパフォーマンス抜群です。
部屋の照明をLEDに交換する
照明をLEDに交換するのもおすすめの節約策です。白熱電球よりも消費電力の少ないLEDを使うことで、照明にかかるコストを大幅に削減できます。LEDの照明器具を新調するよりも、電球のみを交換する方が手軽で経済的。目安として、白熱電球の年間電気料金に比べ、LEDなら約8割引きになります。
照明のLED化は、初期投資が必要ですが、その分を上回る節約効果があるので、積極的に取り入れることをおすすめします。
不要な部屋のドアを閉める
不要な部屋のドアを閉めておくのも簡単な節約法です。生活の中心となるリビングなどのみを暖房することで、必要な暖房エリアを絞り込み、消費電力を抑えられます。
部屋の出入りがひんぱんな玄関や、使用頻度が低い居間などは、ドアをしっかりと閉めるようにしましょう。室内との温度差を保つことで、エアコンの設定温度を下げられるので、大きな節約効果があります。
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以上、6つの暖房費節約のための簡単なテクニックをご紹介しました。暖房機器の設定温度を1-2度下げたり、節電モードを上手に利用することで、確実に節約効果が得られます。加えて、エアコンのフィルター掃除や、窓の断熱対策、LED照明の利用などを取り入れることで、さらなるコストカットが可能です。
これらのテクニックは、改装工事不要で手軽にできるものばかり。手軽な生活習慣の見直しだけで、暖かく過ごしながら、暖房費の大幅な節約に成功できるはずです。ぜひ取り入れて、快適でエコな冬を過ごしてください。


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